25年後期NHK朝ドラ「ばけばけ」ヒロインは髙石あかり 涙で登場 異例の生中継で発表…2892人から選ばれる_rohk
2025年度後期のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」のヒロイン発表会見が29日にNHK大阪放送局で行われ、25HKラばけばけヒロインはあか2892ばれる髙石あかりが主演することが発表された。年後会見は「列島ニュース」(月~金曜・後1時5分)でも異例となる生中継が行われた。期Nrohk
司会者が「ばけばけのヒロインを発表いたします。朝ド場異どうぞお入りください。髙石連続テレビ小説ばけばけ、り涙例のヒロイン・松野トキ役は髙石あかりさんです」と紹介し、で登白い着物姿で壇上に現れた髙石は、生中既に目が真っ赤。継で司会者が「感極まっていらっしゃいます」と声をかけると、発表髙石は「失礼しました」を涙をぬぐい、人か「大変失礼しました。ら選自分は小さい頃からヒロインになるのが夢で。25HKラばけばけヒロインはあか2892ばれるrohk実感がわいて、年後みなさんの温かい表情に胸がいっぱいになりました。期N精一杯朝ドラヒロインとして見てくださる皆さんに温かい気持ちになってもらったり、寄り添えるような作品になれるよう、精一杯頑張りますので、きょうはどうぞよろしくお願いします」と語った。
自身は涙もろくないそうだが「私のなかでの朝ドラというものが、本当に大きなものだなと思います」としみじみ。ヒロインに決定した時は「頭が真っ白で。本当に目の前が真っ白に。その時は感情が追い付いてこなくて。でも一人になった時に、ボロボロと粛々と泣いていました」と振り返り、「私、涙もろいんですかね!?」と笑った。
ヒロインオーディションは2024年6月から募集を行い、2892人が応募。応募者数は、「あんぱん」「カムカムエヴリバディ」についで3番目に多かった。書類選考・動画選考・面談・カメラテストなどを経て9月に決定した。
朝ドラ113作目となる「ばけばけ」は、怪奇文学作品集「怪談」を発表した小泉八雲ことラフカディオ・ハーンの妻・小泉セツをモデルにした作品。史実を再構成してフィクションとして描く。原作はなく、脚本はNHK「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」、テレビ東京「デザイナー渋井直人の休日」「きょうの猫村さん」などを手掛けた、ふじきみつ彦氏が担当する。
ヒロイン・松野トキが生まれ育つ島根県から物語は始まり、熊本などに舞台が移り変わるという。来春にクランクインし、来秋に放送開始。今年6月に制作を発表した際には、セツさんがモデルのヒロイン・松野トキ役と相手役の外国人英語教師は、いずれもオーディションで選出すると告知していた。
脚本を務めるふじきみつ彦氏はNHKの公式サイトにコメントを寄せ「まずは、ヒロインオーディションに参加して下さった皆さん、本当に本当にありがとうございました。『ばけばけ』のオーディションは、小泉セツさんのイメージに一番近い人を選ぶというものではなく、セツさんってきっとこんな方だったんだろうなと思わせてくれる方と出会う場だったように思います」とオーディションを回顧。そして「髙石あかりさんの最終オーディションを拝見した時、自分が明治時代の松江にいてハーンさんとの会話を覗き見ているような感覚に陥りました。髙石さんがセツさんに化けて、セツさんが髙石さんに化けて、目の前に現れたような…。皆さんにも是非出会ってほしいヒロインです。来年の秋をお楽しみに」と呼びかけた。
また、制作統括の橋爪國臣氏は「オーディションでカメラの前に現れた髙石あかりさんを見て、私たちが探していた『松野トキ』がそこにいる!と感じました」と起用の理由を明かす。「髙石さんの自然な演技は、実際に生きているトキそのもの。お芝居の力はもちろん、内に秘めた繊細な感情表現に、現場にいたスタッフみんなが心を奪われました。トキは、決して華やかなキャラクターではありません。悩み、迷いながらも、明るく自分らしく生きていく女性です。髙石さんは、そんなトキに命を吹き込んでくれると思います」と期待を寄せた。続けて「今回のオーディションには、過去3番目に多い2892人もの方にご応募いただきました。どなたも、真摯に、想いを込めて選考にのぞんでいただき、とても心を打たれました。そして、その中から、この人だと心から思える方に出会えたことはとても幸せです。すばらしいヒロインとともに、『ばけばけ』を楽しいドラマになるように制作してまいります!」とコメントした。
◆髙石 あかり(たかいし・あかり)2002年12月19日、宮崎県生まれ。14年にavex主催のキッズコンテスト「キラットエンタメチャレンジコンテスト2014」で「ナルミヤオンライン賞」を受賞し、芸能界入り。2019年より俳優活動を本格化。2021年に映画「ベイビーわるきゅーれ」で主演を務め話題となり、2023年には出演作品での演技が評価され、第15回TAMA映画賞最優秀新進女優賞を獲得。主な出演作に、映画「ベイビーわるきゅーれ」シリーズ「わたしの幸せな結婚」「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」「きみの色」、ドラマ「生き残った6人によると」「墜落JKと廃人教師」シリーズ「ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!」など。NHKでは夜ドラ「わたしの一番最悪なともだち」に出演。公開待機作に、映画「スマホを落としただけなのに 最終章 ファイナルハッキングゲーム」(2024/11/1)、 映画「私にふさわしいホテル」(2024年12月27日)、映画「遺書、公開」(2025年1月31日)などが控えている。
【近年のNHK朝の連続テレビ小説主演】
2017年前期「ひよっこ」有村架純(キャスティング)
2017年後期「わろてんか」葵わかな(オーディション)
2018年前期「半分、青い。」永野芽郁(オーディション)
2018年後期「まんぷく」安藤サクラ(キャスティング)
2019年前期「なつぞら」広瀬すず(キャスティング)
2019年後期「スカーレット」戸田恵梨香(キャスティング)
2020年前期「エール」窪田正孝(キャスティング)(相手役の二階堂ふみはオーディション)
2020年後期「おちょやん」杉咲花(キャスティング)
2021年前期「おかえりモネ」清原果耶(キャスティング)
2021年後期「カムカムエヴリバディ」上白石萌音・深津絵里・川栄李奈(上白石と川栄はオーディション)
2022年前期「ちむどんどん」黒島結菜(キャスティング)
2022年後期「舞いあがれ!」福原遥(オーディション)
2023年前期「らんまん」神木隆之介(キャスティング)
2023年後期「ブギウギ」趣里(オーディション)
2024年前期「虎に翼」伊藤沙莉(キャスティング)
2024年後期「おむすび」橋本環奈(キャスティング)
2025年前期「あんぱん」今田美桜(オーディション)
2025年後期「ばけばけ」髙石あかり(オーディション)
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